青唐辛子と牛もも肉で辣椒炒肉(ラージャオチャオロウ)もどき
- 2021年7月18日
- 料理
柚子胡椒を作るために青唐辛子を買ったんですが、余ったので中国の湖南省の定番料理である辣椒炒肉(ラージャオチャオロウ)を作ってみました。
タイトルがもどきになっているのは、本来は豚のバラ肉と豆板醬・甜麵醬などの調味料を使うものなのですが、牛モモ肉を使ったのと豆板醬・甜麵醬を忘れているからです。疲れていると料理の精度に影響でますね・・・。
まずは牛モモ肉を細切りにし、下味として醬油・胡椒・紹興酒をよく揉みこんでおきます。炒め物の肉に下味をつけておかないと食べたときに味がボヤけます。
しめじ。なくてもいいのですが入れておくと食感にアクセントがでます。
玉ねぎ。
ニンニクと生姜はみじん切り。青唐辛子は輪切り。今回は柚子の皮のみじん切りも加えてみました。辛い料理に柑橘系の清涼感を加える作戦です。
紹興酒。なければ日本酒でもいいのですが、炒め物に使うとグっと中華料理っぽくなります。余ったら飲んでしまえ。
ちなみに日本で紹興酒を飲むときにザラメ砂糖を入れることが多いと思うのですが、実は中国ではこの飲み方をしないんだそうです。なんでもおいしくない紹興酒を飲みやすくするための日本人の知恵なんだとかいう話を聞いたことがあります。本当かいな。
肉から炒めていきましょう。
炒まったらよけておきます。最後にもう一度炒めるので火の通り具合は8割ぐらいです。
玉ねぎとしめじを炒めていきます。本来なら豆板醬と甜麵醬を油でよく炒めておき、その油で玉ねぎ・しめじを炒めていきます。私は忘れた。
玉ねぎとしめじに火が通ったらニンニク・生姜・青唐辛子・柚子の皮を加えて香りを引き出していきます。塩・胡椒をしてください。
香りが出たら肉を戻して全体がよく馴染むまで炒めます。最後に鶏がらスープの素・醤油・紹興酒を加えます。紹興酒のアルコールが飛んだら完成です。写真ボケてます。
青唐辛子はよく炒めると辛さが和らぎます。辛いのが好きなら青唐辛子を入れるタイミングを遅らせるとよいでしょう。