トマトと卵の中華炒め「西紅柿炒鶏蛋(シーホンシーチャオジーダン)」
- 2021年8月18日
- 料理
「西紅柿炒鶏蛋(シーホンシーチャオジーダン)」は中国では超ド定番の家庭料理であり、メニューに載ってない店はないと言われています。西紅柿はトマト、鶏蛋は卵、炒は炒めるという意味です。
中国南部や台湾では番茄炒蛋(ファンチェチャオダン)と呼ばれるようです。
日本ではあまり馴染みがありませんでしたが、最近はYouTubeなどで作り方が紹介されたりしてずいぶん市民権を得てきたように思います。使う材料が少なく味付けもシンプルながら、トマトの酸味と卵の甘味がおいしい一品です。
卵に塩・胡椒をふってよく混ぜておきます。
トマトは湯剥きしてやや大きめに乱切り。小さいと食べずらいです。
フライパンに油をひいてよく混ぜた卵を投入します。卵が固まりすぎないように弱火にし、スクランブルエッグを作る要領でかき混ぜながら熱を加えていきます。
適度に固まったら一度取り出してください。最後にもう一度熱を加えるので結構デロデロで大丈夫です。
油をひいてトマトを炒めていきます。味付けは鶏がらスープの素のみです。スープの素に塩分が含まれていない場合は塩を追加してください。
トマトの炒め方が足りないと青臭さが残るのでしっかり火を通します。今回は横着してトマトのタネを取らなかったので水っぽくなっています。ちゃんと取りましょう。
トマトをよく炒めたら卵を戻してよく混ぜて完成です。卵に火を通しすぎないように火を止めてから混ぜてもいいかもしれません。
全体が馴染んだら完成です。
別の日にもう一度作ったんですが、完熟トマトを使ったらどんどん崩れてスープ状になってしまいました。熟す一歩手前ぐらいのトマトのほうが向いているかもしれません。