カサゴのアクアパッツァ

カサゴのアクアパッツァ

先日ゴムボートでメタルジグを使ってジギングをしていたときに釣ったカサゴです。アサリやハマグリは手に入りませんでしたが、ホンビノス貝を買えたのでこちらを使っていきます。

ホンビノス貝

アサリやハマグリほどの旨味はありませんが、食べる部分がたくさんあっておいしいです。ただねぇ・・・、君は殻大きすぎだよね・・・(´・ω・`)カサゴのアクアパッツァなのにホンビノス貝が主役みたいになっとる。

釣行の様子はこちらの動画をご覧ください。

ニンニクみじん切り。

ニンニクみじん切り

トマトは湯剥きしてからざく切りしておきます。煮込んでいるときにどんどん崩れていくので適当で大丈夫です。

トマト湯剝き

オリーブが余っていたので適度な大きさに切って入れます。ケッパーを入れてもおいしいです。

オリーブ

必要ないかもしれませんが霜降りしておきました。やかんでお湯を沸かし、魚体をボールに入れてお湯をそそぎます。10秒ぐらい待ったら水で洗い流します。鱗やぬめりがあったらここで洗い落としてください。

霜降りのポイントですが、お湯が沸騰したら火を止めて30秒ぐらい置いてください。熱々の熱湯をかけてしまうと皮が破れて見映えが悪くなります。

カサゴ霜降り

まずはオリーブオイルをひいてニンニクを弱火でじっくり炒めて香りを引き出します。オリーブオイルは気持ち多めにしておいたほうがいいです。

香りが出てきたらカサゴを投入して表面に軽く焼き色をつけます。ニンニクが焦げそうになってきたら白ワインを投入してニンニクにこれ以上火が入るのを止めます。

炒める

白ワインのアルコールが飛んだらホンビノス貝、トマト、アンチョビ、オリーブ、パセリを入れて弱火にし、蓋をして数分待ちます。アンチョビがなければ醤油で代用してください。必要なら水を足してください。魚体が半分浸る程度で十分です。

ほかの材料投入

ホンビノス貝は口が開いたら一度取り出してください。火を入れ過ぎると身が固くなってしまいます。

ホンビノス貝取り出す

ここから煮詰めていきます。塩・胡椒で味付けしてください。最後にスープを煮詰めるので塩分は少し控えめにしておいてください。

香り付けにローリエを入れました。私のオススメはごく少量のタイムも加えることです。レモンに似た清涼感がプラスされてさらに味わい深くなります。

今回やってみて思ったんですが、カサゴも貝を取り出すタイミングで一緒にどけといたほうが良かったですね。霜降りで神経使ったのに煮込んでるうちに皮が破けてしまいました。

煮詰める

煮詰めるポイントですがガンガン沸騰させながら煮詰めることです。するとスープの水分とオリーブオイルが乳化しておいしいスープに仕上がります。最初にオリーブオイルを気持ち多めにしたのは乳化しやすくするためです。

スープが煮詰まったらホンビノス貝をフライパンに戻して温まったら完成です。

カサゴのアクアパッツァ

白身の魚であればなんでも使えるので、釣り人はアクアパッツァを覚えておくと便利だと思います。特にオススメなのがイトヨリダイ。イトヨリダイはとても淡泊な味わいなので油を使った料理にしたほうがおいしく召し上がれます。

今回は見栄えを優先して頭付きの状態で調理したんですが、食べるとき大変でした。アラや骨から出汁が出ておいしいのですがすっげぇ食べづらい。三枚におろした切り身のほうがいいですね。

「役に立った」と思ったら、記事のシェアをお願いします。

コメント

コメント認証制です。反映されるまで時間が掛かる場合があります。
URLの記入はhttpのhを抜いて下さい(宣伝対策です)。
連続でコメントするとスパム扱いになる場合があります。
しばらく待ってからコメントしてください。